
大学受験における生物とはどんな科目なのか?
それを知らないことには、試験で高得点をとることは難しいです。そこで、生物とはどんな科目なのか? どのような勉強法をしていき、どんな対策をすればいいのかを体験談を交えながら紹介していきます!!
筆者もこの勉強法でセンター試験9割(模試でも9割)を安定してとることができました!!
今後の共通テストも問題も形式にもよりますが、共通テストの生物対策をしても十分有効かと思います。
ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか??

こちらも参考にしてくださいね!!
【生物のおすすめ参考書】| 最短で共通テスト7割とるには!?
大学受験における生物とはどんな科目?
理系高校生の進路選択のひとつとして、物理か生物を選択すると思います。将来にも大きく影響を及ぼすであろう選択です。
生物とはどんな科目なのかを知ることはとても重要だと思います。また、選んだからには、共通テストで9割近くの高得点を取りたいですよね!
さっそく紹介していきます!
暗記量が多く、知識と与えられた条件を使い考察する力が求められる科目
大学受験における生物は、理系の受験科目においても暗記量が多い科目になります。ほかの教科とイメージで比べてみるとこんな感じになります。

理系科目3教科のなかでは、ダントツに暗記量が多いです! しかし、そのぶん計算問題であっても簡単なものや典型的なものしか出題はされない傾向にあります。
一部の私大入試では、すべて知識問題での出題ということもあり対策はしやすいかと思います!
生物の共通テスト、センター試験で7割は簡単??
生物の共通テストにおいて7割を目指すのであれば、比較的短時間で達成することができます!
理由としては、暗記量が多い科目だからです。重要な暗記事項を覚えてしまえば、化学や物理と比べて比較的短時間で7割を達成することはできます。
ただし、8割、9割、満点を狙うとなると、化学や物理と比べて得点を取るのは非常に難しくなってきます。
細かい知識や複雑な考察問題がでる可能性があり、すべての分野を抜けもれなく復習し続けるのは大変な勉強量が必要となってきます、、

大学受験における生物の勉強法

さきほど、生物とはどんな科目なのかを紹介しました!
暗記量が多く、ある程度のレベルまでは簡単にもっていきやすいということでした。
さて、それではどんな勉強法をしていけば「最短で」「簡単に」「高得点」をとれるのでしょうか??

共通テスト7割 |参考書の暗記ではなく「薄い問題集を完璧に」!
暗記量が多いというと教科書をひたすら暗記しようとするひとがいます。
ずばり、それは効率的ではありません!!
もちろん、最低限の知識を得るために教科書や参考書を読むのはいいのですが、何時間もかけてはじからはじまで読み込むというのは非常に時間の使い方がもったいないです。
しかも、何時間もかけて読み終えれば、なぞの「達成感」にあふれ「はぁ~今日はたくさん勉強したな~」という「勉強した感覚」で終わってしまう危険性があります!!
それでは、どんな勉強をしていけばいいのか??
さらっと教科書や参考書を一度読んだら、すぐに問題集を解いていく。です!!

そうです。問題は解けなくてもいいのです!

① 問題を見て、わからなかったらすぐに参考書を確認する!!
② そして、わからない問題だらけでいいから、簡単な問題集を短期間で一冊終えて、教科書や参考書の知識がどのようにに聞かれるのかということを把握する!!
③ 一冊終えたら、はじめにもどり、100%完璧にする!!
あとはひたすらこの作業を繰り返し、薄い問題集一冊が完璧になれば、あなたは、もうすでに共通テストで6割はとれるようになっているはずです!!
生物は、暗記量の多い科目ゆえ、一度学習したところも定期的に何回も復習していく必要があります。
同じ参考書をなんども繰り返し繰り返し100パーセントになるまで完璧にすることが重要です!!
この過程を飛ばしたら、8割、9割とるための勉強をいきなりはじめても思うように力はつきませんよ!!

共通テスト8割へ |「テーマ別実践問題集」で演習をつむ!!
薄い問題集一冊が完璧になったら、入試形式の問題にふれて、ある程度の慣れをしていく必要があります。
そのためにも、「生物基礎問題精講」や「生物重要問題集」、「生物基本徹底48」などの実戦問題集で入試問題への対策をしていきましょう!
対策の仕方としては、
①問題を解く
②わからないところは答えではなく参考書で確認する
③その問題で必要になる最低限の知識を参考書で確認する
④最後にあらためて問題をみて解法が思い浮かべばOK
⑤その問題の周辺知識を参考書で確認
⑥その一冊において、①~⑤を100パーセントになるまで繰り返し
これができれば、共通テスト8割は固いです。そして、センター試験の過去問や共通テストの予想問題を何回かといて問題形式になれれば、8割は安定して取れていることでしょう!

共通テスト9割へ|「セルフティーチング」「授業できる」ように!!
生物に限りませんが、ある一定のレベルに達したら、単に問題がとけるだけでなく、自分よりもわからない友達にわかりやすく説明する練習をするのがおすすめです!
そこで、曖昧な知識になっていないかの確認もできますし、不安な分野があれば、参考書にもどって確認する必要がでてきます。
また、国公立2次試験や医学部などでは、記述問題や考察問題が出題されることも多く、「説明する」力を鍛えておけば応用がききやすいです。
さきほどの、①~⑥に加えて、
⑦セルフティーチングや友達に説明、授業できるようにする!!
練習を重ねていきましょう!!


共通テスト満点へ|難関私立の過去問を解き、知識の抜けをチェック!!
そもそも、生物の共通テストで満点を目指すというのはコスパも悪くおすすめしないのですが、どうしても100点をとりたいし、時間も十分にあるという人にむけて勉強法を紹介します!
9割が安定して取れるようになったら、ここからは、いかに知識の抜けがないかを徹底的にチェックする必要があります。
共通テストは基本的にマーク問題ですので、おなじような出題形式をとっている難関私立大学の入試問題を解いていくのがおすすめです。
また、難関私立で生物系ですと明治大学の農学部などがあげられます。明治の生物の試験では、知識を複合的に組み合わせたような問題が多く、基本的な知識の抜けがないかをチェックするのにおすすめです!!
また、過去問を解くのは、抜けをチェックするためなので、点数の良しあしをみるのではなく、どこの分野があやしいのか?? どこの復習が必要なのか?? を把握しなければ解いている意味がないことに注意してください!!
過去問を解いたら、答えの○×だけでなく、その周辺知識や背景知識も必ず確認してください。それをすることで学習効果を高めることができます!
ここまでくれば、模試や共通テストで満点とることも可能なはずです!!
あらためて忠告しますが、生物の試験において100点を目指すのは非常にコスパが悪いので、おすすめしません!!
そのぶん、国公立志望の人はほかの教科を7割とれるように勉強していく方がずっとコスパがいいですよ!!
大学受験における生物 まとめ

7割とるのは簡単だけど、満点をとるのは厳しい科目ということがわかりましたね!
上記の勉強法を参考に生物の点数爆上げをして、志望校合格をつかみとってくださいね!

興味ある方は、こちらもどうぞ!!
【生物のおすすめ参考書】| 最短で共通テスト7割とるには!?